母乳は母と子の絆です。

母乳は母と子の絆

人の一生において、赤ちゃんとお母さんとの関係は基本になっていくのですが、それは母乳育児により成り立ちます。

当院では母子のボンディング(絆)形成のために、生まれて30分以内に授乳をしていただいていますが、この時に母性愛がとても強くなります。

赤ちゃんもお母さんへの信頼感を覚えるようです。
授乳の様子をカメラやビデオに撮るのですが、母児の優しい関係にいつもほっとします。

おっぱいのケアや指導

おっぱいのケアや指導

入院している1週間で母乳が出るようにマッサージを行い、赤ちゃんが上手に母乳を飲めるように細かい所まで指導を行います。

赤ちゃんはおいしい母乳でないと飲まないし、湿疹ができてアレルギーを発症することもあるので異常が出ないような栄養指導が必要です。

また1歳6ヵ月頃に断乳を指導しているのですが、母乳育児でお母さんとの絆づくりがしっかりできているお子さんは、聞き分けが良く、言い聞かせでスムーズに断乳ができます。

また思いやりも育つので、お母さんはもちろん他の人ともうまく関われる子どもになっていきます。
また病気もしないし、よく眠ります。

妊娠中

24週になって乳房のチェックをして、出産後、母乳が出るように、乳頭に傷がついて授乳ができないことがないように乳房マッサージの仕方を指導します。陥没乳頭の場合、プチパッド・ブレスパッドで矯正をします。

分娩直後

母親のお腹の上に抱っこしその後母乳を飲ませます。赤ちゃんはこの時口を動かして乳首を吸います。

入院中

毎日3時間以内で母乳を飲ませて、母親の回復、状態により部屋で授乳を行うか、授乳室で行うか、または母子同室をすすめていき、分娩後3日目から退院のころには完全母乳ができるようにします。
3時間毎に訪室して授乳の仕方、抱き方を見ます。
哺乳量の測定を行い、各人に合ったケアをします。

退院後

1週間後に来院してください。子の体重測定をして生下時からの体重増加を測定します。
もし、体重増加が思わしくない時、赤ちゃんの吸う力が良くない場合は舌小帯短萎縮があることがあり専門の歯科医を紹介しています。
お母さんは乳房の状態をみて、乳腺の開き、しこりがないかのチェックをして、乳房マッサージを行います。
この時に気になることを聞き、その人に合った母乳の飲ませ方、搾乳の仕方を教えます。
赤ちゃんはおっぱいの味がわかりますので、どんな時に泣いたり、飲まなくなるかを思い出してもらいます。

断乳の時

乳房マッサージをします。
断乳はだいたい1歳6カ月を目安にして、仕事のある母親の場合にはその人に合ったやり方を指導いたします。